2019.09.13 更新 | 2016.07.03 公開
コーヒー豆焙煎機、ダクトの掃除
今日は、コーヒー豆焙煎機の釜からダンパーへと継るダクトの掃除。ここの箇所はクランクになっていて汚れが付着しやすい箇所です。
ここを掃除しないで放置していると排気能力が落ちてしまい、コーヒー豆がえらいことになってしまいます。
えらいこと???
まぁ出来上がったコーヒーは飲めることは飲めますが、後味の悪いコーヒーが完成してしまいす。
コーヒー豆の品質安定のため掃除の開始。
まずは、コーヒー豆焙煎機のベアリング縁に養生テープを貼ります。ベアリング部の直ぐ上の箇所を掃除するわけですから、養生テープを貼らないと汚れが落ちてきます。そして落ちてきた汚れがベアリングに付着して、早くにベアリング用グリースが劣化。だから必ず養生テープをしておきます。
掃除がしやすいように焙煎機メーカーがメンテナンス用窓口を取り付けてくれています。
四角く空いているところから掃除をしていきす。ここの入口と内部が狭いので、掃除道具を使っての作業。
使う道具は、これです。
ワイヤーブラシと、携帯用の懐中電灯です。
懐中電灯でダクト内部を照らしながら、ワイヤーブラシでダクト内部の汚れをゴシゴシとコスリ取ります。
窓口から手先が入るだけ入れて、四方を丁寧に掃除をしていきます。
この掃除は簡易の掃除で、本格的にしようとするとなると全面カバーを取り外して行います。
簡易の掃除でもかなり綺麗になりますから、珈琲工房サントスでは全面カバーを取り外しての掃除は、3ヶ月に1回と決めています。
さて、ここの中が綺麗になったかどうかを確認するために焙煎機を少し動かして、ダクト内部の取れた汚れを吹き飛ばします。コーヒー豆焙煎機を、30秒程動かします。
では懐中電灯で、ダクト内部を確認。
汚れが取れて綺麗になっています。これで掃除が終了です。
この作業時間は約10分程です。このたった10分の作業で、コーヒー豆の品質が安定します。
この作業は、毎週です。
「なぁ~んだ10分なら毎週と言わず毎日でもできそう」と、思うでしょう。でも案外、毎日となるとできないものなのです。
人間、歯磨きでさえも毎日となると、なかなか大変ですよね。
歯磨きも「3分磨き」なんかじゃ全然磨いたことにはならないですよ。
15分程かけて歯を磨かないと、磨いたことにはなりませんから。私は実践していますけどね。
掛かり付けの歯科衛生士さんに聞いてみてください。歯磨きと掃除は人間の煩悩3大欲くらいのコトが無いと、なかなか毎日は無理ですね。(笑
さて、これでここの箇所は綺麗になったので、明日からまた、変わらぬ品質の安定したコーヒー豆を販売できます。
では、また。
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