2021.10.01 更新
コーヒー専門店は、コーヒーの香りが大切です。当店ではコーヒー豆を毎日、早朝から自家焙煎しています。
小まめに小まめに丁寧に自家焙煎です。そして店頭で直接販売をしています。
每日、店主がコーヒー豆を焼いているので鮮度管理は抜群です。
コーヒー豆は生鮮食料品ですから、商品回転率が大切。每日の焙煎が面倒だからといって、まとめて3日分焙煎などということはしていません。
每日焙煎していると、焙煎機もメンテナンスや掃除をしないといけません。掃除をしないと画像・上の様にバーナーの炎にも影響してくるのです。
画像のバーナーの炎。炎が赤色になってしまうと火力が弱くなります。
すると途端に、コーヒー豆の焙煎速度と品質に影響が出しまうのです。
焙煎機の釜のしたにある灰皿を掃除しないと、香りが悪くなる要因のひとつになります。
コーヒー専門店の焙煎機は、毎日掃除をすること。
焙煎毎に釜の下の灰皿には、コーヒー豆皮の燃えかすが必ず付着します。このコーヒー豆皮の炭に火が付くと、燃えます。そして煙が釜の中に入ってきて、香りに影響を与えてしまいます。
掃除をしないと、コーヒーの香りに影響します。
これらは全てコーヒー豆の皮で、炭になってしまっている物もあれば、燃えていない物もあります。当然、燃えていない物は焙煎途中で着火をします。着火をすると煙が出て、コーヒーの香りに影響を及ぼします。
珈琲工房サントスの焙煎機は富士珈機さんの5キロ半熱風。焙煎機は写真のような構造になっています。
半熱風なので外気も釜の中に吸い込みます。
外気を吸い込むということは、着火したコーヒー豆皮の煙が釜の中に入ります。煙が中に入るということは、焙煎途中のコーヒー豆の中に入ってしまいます。
そしてもっとコーヒー豆皮の炭が溜まってくると、「お灸」のようになって、突然に・・・。
そうですね。
突然に焙煎途中でも炭の塊が、バーナーの上に落ちてきます。
落ちてくるだけで済むならまだ大丈夫なときもあります。最悪はガスの吹き出し口を塞いでしまい、火力が落ちる場合があります。
バーナーの上にコーヒー豆皮が落ちてきた結果、バーナーの炎にかなりの影響を与えます。
この現象を記事先頭のバーナー画像で紹介をしています。
これは、えらいことなのです。
こうなると火力が落ち、焙煎時間が普段より長くなってしまいます。結果、コーヒー豆の品質に大ダメージを与えてしまいます。
つまり焙煎失敗へまっしぐらです。
だから。
「コーヒー豆の香りが???」と感じたら、灰皿の掃除を毎日してください。コーヒーの香りが、向上しますから。
毎日ですよ、毎日掃除。プロ野球選手が毎日、グローブ、スパイクの手入れをするのと同じです。
大切な箇所なので、毎日掃除です。この箇所の掃除所要時間は、たったの5分程です。
コーヒー豆を焙煎毎に掃除。掃除をすると、このように綺麗になります。
あなた様には、見る機会がない箇所でしょう。
どうぞ行き付けコーヒー店の店主と仲良くなって「焙煎機の灰皿を、掃除していますか」と、ぜひ訪ねてみてください。
勇気がいる質問ですね。
では、また。
コーヒー豆・お悩みの種類別・解決情報
合わせて読んで欲しい記事を
種類別にまとめています
種類別にまとめています